医療費の助成

ひとり親家庭の母または父、あるいは父母がいない子を養育する者にたいして、「ひとり親家庭等医療費助成制度」といった名称で、多くの自治体が通院や入院などに係る医療費の助成を実施しています。内容は自治体によって異なりますが、健康保険で医療を受けた時の自己負担分を助成するところが多く、また所得制限を設けているところもあります。居住地の役場に問い合わせてください。

[ワンポイント] 高等職業訓練促進給付金

ひとり親家庭の母または父が、就職につながり生活の安定に役立つ資格を取得するために1年以上養成機関に通う場合、その間の生活費を助成する制度です。修業期間中に支給される高等職業訓練促進給付金と、修了後に支給される支援修了一時金の 2つがあります。
対象は、20歳未満の子を養育するひとり親家庭の母または父で、①児童扶養手当を受給しているか、同等の所得水準の人、②養成機関で1年以上のカリキュラムを修業し、資格取得が見込まれる人、③過去にこの給付金を受けたことが無い人です。
対象となる資格は、看護師、介護福祉士、保育士、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士などです。詳細は、市区町村役場で確認してください。
支給金額は、高等職業訓練促進給付金は、月額100,000円 (市町村民税非課税世帯)または月額70,500円 (市町村民税課税世帯)で、支給期間は、修業期間の全期間(上限
3年)。修了支援給付金は、50,000円(市町村民税非課税世帯)または25,000円 (市町村民税課税世帯)が修了後に支給されます。
申請は、市区町村役場の子育て支援課や福祉課などです。

[HP] 名の変更