|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
多様化する相談>> 社会保障>> 住まいサポート部>> 高齢者福祉>> 子どもに関する相談>> |
|
在日コリアンの日常生活において提起される国籍、在留資格、相続、福祉等の諸問題を解決するための解説集です。センターによくある質問・相談の事例なども掲載しております。 |
|
|
生活保護 あれこれ |
|
|
|
C保険や互助会の加入と生活保護 |
|
|
|
Q 退職して6年になります。これまでわずかな年金と預貯金でやりくりして生活してきましたが、貯金も底をつきました。生活保護の申請をしたいのですが、
保険や自分の葬式代の足しになればと加入してきた互助会の積立も解約しなければならないのでしょうか?
A 生活保護の申請の要件の1つに、「利用し得る資産、能力、その他あらゆるものを、その最低限の生活の維持のために活用すること」があります。
そのため処分価値が高いものや、貯蓄性のある保険などは売却や解約してその収益などを生活の維持のために活用しなければなりません。
但し、処分価値よりも利用価値の方が高いような場合や、解約時の返戻金の額によっては保有が認められるので、事前に福祉事務所に相談をしておくのが
よいでしょう。
保険の場合、貯蓄性の高い養老保険などは解約を求められますが、返戻金が30万円以下(医療扶助や介護扶助をのぞく保護費の3か月分)ならば、解約する必要はありません。
では、葬祭のため互助会の積立はどうでしょうか?
保険の場合と同様に、解約時の返戻金が30万円以下であれば引き続き保有が認められます。もっとも、生活保護を受給している間に保険や互助会を解約して
その返戻金を受け取った場合は、保護費の返還の対象になりますので注意が必要です。
|
|
|
|
|
|
NPO法人 同胞法律・生活センター TEL:03-5818-5424
E-Mail:tonposoudan@yahoo.co.jp 相談は無料、秘密は厳守します。お気軽にご相談下さい。 |
|
|
|
|
|